おはようございます。前倒しで「Go To キャンペーン」が開始されるようです。感染拡大防止策をしっかり!!
さて、歯科治療におけるアマルガムは水銀と銀などとの合金の総称です。このアマルガム成分の50%が水銀です。唾液によって腐食したり、食べ物を食べた時の摩擦熱で蒸気水銀を発生したりするともいわれています。この蒸気水銀が有害物質です。
溶け出した水銀が唾液と一緒に体内に入ると、肝臓や腎臓などに蓄積されて内臓疾患を引き起こします。また胎児にも影響を与えるといわれ、スウェーデンやイギリスではアマルガムの使用禁止という警告が出されています。
アマルガムは水銀、銀、錫(すず)などの重金属を含んでおり、神経毒性が強く、アレルギー、不眠、イライラ、頭痛、肩こり、めまいなどの様々な症状を引き起こします。重金属が内臓に蓄積すると、ホルモンバランスが乱れて免疫力が低下します。また溶け出した重金属は皮膚の真皮層に蓄積し肌の老化を進めます。
アマルガムは1980年代までは非常に一般的で、ごく最近まで使うことができました。このアマルガムを用いた治療が2016年4月の歯科診療報酬改定で保険治療から除外されています。アマルガムに含まれる水銀が人体に悪影響を及ぼす可能性があることが認められたためです。
何十年にもわたって補綴材料の代表格であったアマルガムが歯の治療痕に詰められている人は多いはずです。「この銀歯いつ治療したっけ…」という方は、人体にとって有害なアマルガムを含むかぶせ物やつめ物を、そのまま使い続けている可能性が高いのです。 つづく・・・
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