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新型インフルエンザウイルス(2020年)3

おはようございます。今週末は3連休です。
帰省や行楽で人の移動が増えれば感染者数が…

さて、中国ではブタ由来の新型インフルエンザウイルスG4 EA H1N1」(略称:G4)が見つかっています。ブタを宿主とし、ヒトにも感染するというのです。さらに変異し、ヒトからヒトに簡単にうつるようになってパンデミック(世界的流行)を招く可能性があり懸念されています。

中国疾病予防抑制センター(Chinese Center for Disease Control and Prevention)と同国の複数の大学の研究者らは、「高度に適応して人間への感染力を持ちやすい全ての本質的な特徴」を備えているとして警鐘を鳴らしています。このG4はパンデミックになり得るウイルスの特徴を全て備えているのです。今のところ緊急対応が必要な問題ではないようですが…

G4によるパンデミックに警鐘を鳴らす英国ノッティンガム大学キン=チョウ・チェン教授によると、G4はヒトに感染する「すべての特徴」を備えており「無視すべきではない」と指摘しています。また「現在は当然ながら、みんなコロナウイルスに気が取られている。しかし、危険性のあるほかの新型ウイルスへの注視は必要だ」と話しています。

英国ケンブリッジ大学獣医学部長のジェイムズ・ウッド教授は今回の発見について、人間が新たな病原体の発生リスクに常に直面していることを「思い出させてくれる点で有益だ」と述べています。また「野生動物より接触する機会の多い家畜動物パンデミックを引き起こす重大なウイルスの発生源となり得ることにも改めて気づかせるものだ」と話しています。

中国農業農村部は「最近発生した豚インフルエンザウイルスは新しいものではなく、容易に人間に伝染するものではない」「先月末に発表されたインフルエンザウイルスG4 EA H1N1に関する論文の内容は、マスコミによって誇張されたもの」と火消しに躍起になっています。しかし武漢市でのコロナ騒動の時も、当初は過小評価し過ぎたために後で感染拡大を招いています。

研究チームは、G4ウイルスが既に拡散していた可能性が高いとして「新型コロナウイルス感染症のように、パンデミックに発展する可能性がある」と結論づけています。新型なので、このウイルスに対して免疫をもつ人はほぼ存在しません。現在のインフルエンザワクチンには、この新型の予防効果はなく無効とみられています。しかし必要に応じて適合させることは可能だとされていますが… 

G4はヒトからヒトへと簡単にうつるように変異しパンデミックに繋がる可能性があります。パンデミックのリスクを軽減するためにブタ同士の感染を抑え接触者の監視体制を強化するなどの対策が今からでも必要です。   〆

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