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荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
医療機関 ウェブ広告規制 4

おはようございます。2月17日(土)にヤクルトホールで東洋医学
エコヘルス;生き方を考える−環境・健康・長寿−」あります。

さて、2017年6月の医療法改正によって、これまで規制外だった医療機関ウェブサイトが広告の規制対象となります。2018年6月の改正法施行からサイトでの不適切な表現は違法となります。厚労省の『医療広告ガイドライン』『医療機関ホームページガイドライン』を逸脱したものが違反の疑いがあるウェブサイトです。

ウェブサイトやインターネットならではのテクニックについて、例えば、病院などのウェブサイトのURL“www.gannkieru.ne.jp”(gannkieru=がん消える)とある場合も、やはり治療効果を暗示させるため認められません。メールアドレスも同様にです。“hospi@xxx.or.jp”とあった場合、hospiがNo.1 Hospital、つまり日本一の病院を連想させ比較広告となり認められません。

さらに、最近のネット広告では、例えば「リスティング広告」や「リターゲティング広告」と呼ばれるものについても規制対象になります。「患者の受診などを誘引する意図がある(誘因性) 、医業もしくは歯科医業を提供する者の氏名・病院などの名称が特定可能である(特定性)、一般の人が認知できる(認知性)の条件を満たせば医療に関する広告と認められます」。

規制だけでなく、監視も必要ですが行政機関が把握しきれないでしょう。ネット上の膨大な量の情報の監視を都道府県の地方自治体が責任を負うというのは難しいでしょう。ウェブサイトによっては“これは広告ではありません”などと記載されている場合もあります。2017年8月、厚労省は『医療機関ネットパトロール』を開始しています。このネットパトロールには一般のネット利用者にも情報提供を呼びかけ専用サイトの電話番号(03-3293-9225)も開設しています。消費者庁も電話番号「188」でホットラインを設定しています。不審なサイトを発見した場合、これらの窓口に連絡することが可能です。  つづく・・・

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医療機関 ウェブ広告規制 3

おはようございます。去年はてんゆ堂HPをリニューアル
しました。この確定申告時処理方法が・・・ 頑張ろっと!!

さて、2017年6月の医療法改正によって、これまで規制外だった医療機関ウェブサイトが広告の規制対象となります。2018年6月の改正法施行からサイトでの不適切な表現は違法となります。厚労省の『医療広告ガイドライン』『医療機関ホームページガイドライン』のガイドラインに沿って違反の疑いがあるウェブサイトです。

医療機関のウェブサイトで禁止されるのは、主に以下のような広告です。「虚偽、または客観的事実だと証明できないもの」「他との比較により自らの優良性を示すもの」「事実を誇張、または過度に強調するもの」「科学的な根拠が乏しい情報に基づき、国民・患者の不安を過度に煽るもの」。例えば、ウェブサイト上の「絶対安全な手術を提供」といった文言は禁止。「絶対安全な手術」というものは存在しないため虚偽となります。また、施術効果を示すために画像をPhotoshopなどのソフトで加工・修正することも虚偽となります。虚偽広告は患者が適切な受診機会を失ったり、不適切な医療を受けるおそれがあることから罰則つきで禁止されます。

直接的な宣伝だけでなく暗示的や間接的に「医療に関する広告である」と一般の人が認識し得るものも規制対象です。例えば「がんが消える」は「がんが治る」ことを暗示しています。治療の効果は本来、広告可能ではなく誇大広告にも該当し得るため認められません。

さらに保険適用でない、いわゆる「免疫細胞療法」などの自由診療については以下のことを記載しなければなりません。「自由診療をおこなう医療機関の広告に限っては、通常必要とされる治療内容、費用、治療のリスク・副作用などをウェブサイトに記載していただくことがガイドラインに明記されています」事業者は他にも医療法だけでなく、医薬品医療機器等法(薬機法・旧薬事法)や景品表示法、健康増進法、不正競争防止法などの法令も遵守する必要があります。 つづく・・・

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医療機関 ウェブ広告規制 2

おはようございます。厳冬期なのにエアコン風量減少していませんか!?
室外機のもホコリが溜まるのでブラシで除去すると回復するかも!?

さて、2017年6月14日、公布された改正医療法(医療法等の一部を改正する法律)では広告規制の対象が「広告その他の医療を受ける者を誘引する手段としての表示」とされました。対象となるのは医療機関ウェブサイトメルマガなどです。その後に開催された厚労省の検討会では医療機関のTwitter、ブログ、バナー広告、リスティング広告、そして病院の口コミサイト(特にランキング形式のアフィリエイトサイト)も規制の対象になり得るとの見解が示されました。厚労省はバナー広告、リスティング広告、アフィリエイト広告など、情報の掲載により費用が発生しているものは誘引性が証明しやすく規制対象になるとの見解です。

規制のポイントは誘引性と特定性です。一般の人が受動的に医療広告に接するかどうかの基準です。これまで、テレビCM、看板、折り込み広告は、内容に興味がなくても目に飛び込んでくることがあるため、規制の必要があるということです。しかし、患者が自ら情報を求めて能動的にキーワード検索してたどり着くウェブサイトは規制の対象外になっていました。医療機関が患者を呼び込もうとしていて、その医療機関を特定できるようになっているかどうかというのが問題点です。検討会員の石川広己日本医師会常任理事は「最近は医療に関する情報を提供するウェブサイトなども、受診を検討する人の重要な情報源になっている。その中には『国民の健康を守る上で、目に余る広告もある』」と述べています。また、同会員の消費者機構日本の福長恵子常任理事は、かねてから問題になっていた美容医療サービスに関する消費者トラブルの相談件数の増加を指摘しています。

2017年10月4日に開催された厚労省の検討会ではウェブサイトについて、厚労省からは広告可能事項による制限をしない方針が提案されました。その上で何を広告禁止事項とするかが今後議論される予定です。厚労省からは、例えば「術前術後」の写真などの掲載を禁止事項とする提案がありました。ガイドラインにより効果に関する事項は現在、広告可能となっておらず、撮影条件の変更・加工は禁止されているためです。しかし、これには複数の出席者から「乳がん手術後の乳房再建術では、患者にとって手術後の見た目は治療を選択する上で必要な情報」との異論が続出しました。

一方「客観的事実が証明できない事項」の例として「難病の治療で海外では承認されているが、日本では承認(効果が証明)されていない薬」は現行のガイドラインでは記載できません。そのため厚労省は「客観的事実が証明できない事項」を広告禁止事項に設定しないという方針を提案しています。しかし、これでは昨今、問題になっている高額な効果が証明されていない「免疫細胞療法」のような治療の紹介が許容されてしまうのではないかとの懸念もあがっています。 つづく・・・

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| 社会問題 | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
医療機関 ウェブ広告規制 1

おはようございます。ではですが厳冬期ど真ん中です。
近所のがほころび始めました。少しづつ、慎ましく・・・

さて、病院クリニック鍼灸院接骨院医療機関です。病院などの医療機関には医療法による規制には「広告可能事項」による制限と「広告禁止事項」による制限があります。昔の法律のまま運用しているので看板やチラシテレビCMなどを対象にしています。テレビCMなどでは広告可能な内容が厳しく定められています。ですから「本院は〇〇が得意な病院です」なんて直接的な広告はNGです。鍼灸院なども関連法規で定められた「広告制限」というものがあります。

しかし、街中の整体などは医療機関ではないので逆に広告制限がありません。ですから好き放題に広告できます。本来は「〇〇が治る」「〇〇が良くなった」などの広告は出せないのですが、取り締まり管轄は警察なので、時々見せしめ的に取り締まるだけです。とはいえ、医療機関の広告制限もネット上の広告は本来対象とはされていませんので実質的に医療法上の無法地帯となっていました。

医療機関のウェブサイトについて厚労省規制への取り組みを始めています。2017年6月14日に公布された改正医療法(医療法等の一部を改正する法律)では広告規制の対象が「広告その他の医療を受ける者を誘引する手段としての表示」とされました。対象となるのは医療機関のウェブサイト、メルマガなどです。

2017年10月4日に開催された厚労省の検討会では医療機関のTwitter、ブログ、バナー広告、リスティング広告、そして病院の口コミサイト(特にランキング形式のアフィリエイトサイト)も規制の対象になり得るとの見解が示されました。リティング広告とはGoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、ネット利用者がある検索ワードで検索した時に、その結果に連動して表示される広告で検索連動型広告ともいわれます。 つづく・・・

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| 社会問題 | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
米国の大麻事情 4

おはようございます。この季節はキウイ収穫時期です。
以前、住んでいた近所に農園がありました。思い出します。

さて、電子タバコ加熱式タバコは液体を電熱線の発熱によりエアロゾル(霧状)化したものを吸引します。世界初となる電子マリファナタバコ 「E-Njoint B.V.」はオランダの会社がすでに販売開始しています。「大麻リキッド」を使用するものは韓国のBIGBANGT.O.Pも吸引していたことが公判で明らかになっています。

国立精神・神経医療研究センターのチームは多くの危険ドラッグの主成分で大麻に似た薬物合成カンナビノイド」に、ケイレンを引き起こす有害作用があることが確認できたとする論文を米国の専門誌に発表しています。大麻は体の動きや思考が鈍くなる「ダウナー系」の薬物で通常ケイレンは起きないとされています。しかし、危険ドラッグ使用後に錯乱状態に陥り救急搬送される患者がいることから、チームはマウス実験で脳内の変化を調べたようです。その結果、合成カンナビノイドを投与されたマウスは数分後から興奮をもたらす神経伝達物質のグルタミン酸が「海馬」で過剰放出されケイレンを起こしやすくなったのです。これが海馬の神経細胞を壊す原因になるというのです。放出は数分〜十数分続き、その後に急激に下がると今度はダウナー系の症状が現れます。海馬は記憶と関係の深い器官の異常で起き繰り返すと記憶や学習機能障害が出る恐れがあります。天然の大麻との作用の違いはグルタミン酸を放出させる毒性の強さの差と考えられ薬物の濃度が高いほどケイレンの頻度は高かったと報告しています。同センターの舩田正彦依存性薬物研究室長は「合成カンナビノイドは大麻以上に危険と言える。ただ、最近は乾燥大麻を濃縮してワックス状にした効き目の強い大麻も出回っており、類似のリスクが懸念される」と指摘しています。

全米半数以上と首都ワシントンD.C.医療用大麻もしくは嗜好用大麻もしくは両方)の大麻(マリファナ)が合法化されています。2016年度末には電子大麻タバコがコロラド州で販売開始しています。手軽に150ドルで販売されているそうです。

今後、日本では大麻はどのように扱われていくことでしょうか!? ”麻薬=大麻”ではないというのが世界の常識になりつつあります。〆

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| 社会問題 | 09:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
米国の大麻事情 3

おはようございます。すっかりになってしまいました。
風邪をひいている患者さんも多いです。お気を付けて!!

さて、全米半数以上と首都ワシントンD.C.医療用大麻もしくは嗜好用大麻もしくは両方)の大麻(マリファナ)が合法化されています。

米国では10月が新学期です。始まりとともに米国各地の大学で大麻について学ぶコースが開講されているそうです。卒業単位に含まれる正規授業はもちろん、社会人向けの講座もあり、学問の分野も生物学、医学、法学など多岐にわたるようです。カリフォルニア大学ロサンゼルス校では、ジェフ・M・チェン博士率いる40名のチームが大麻研究センターの開設に向けて活動中。現在は医療用使用と副作用に関する研究がメインですが、いずれは学部を横断する組織を目指しているというのです。チェン博士は「大麻はいくつかの病気に対する安価かつ安全で効果的な代替治療薬となる可能性を秘めている」としています。

医療目的で大麻を使用する人々がいる以上、大学が大麻に関する知識や技術を正規の学問としているのはおかしいことではありません。バーモント大学メディカルスクールでは2016年「医療大麻」コースがスタートしています。大麻の化学成分、医療効果、使用法、大麻が法制度に与える影響などについて学ぶ同コースはこれまで毎回約80人が受講。大麻そのものが教室に持ち込まれることはないようですが学生は授業の一環でバーリントンのダウンタウンにある大麻薬局に行くことが可能だそうです。化学成分について学ぶ授業では教授が大麻に含まれる有機化合物テルペンのサンプルを用意し、それぞれの相互作用や香りに与える影響を説明。その他にも医師看護師、薬剤師などの医療従事者を対象とした7週間のオンラインコースや8時間のオンラインモジュール(科目)も開講しているそうです。

2007年に設立されたカリフォルニア州のオークスターダム大学大麻ビジネスの経営から栽培法まで幅広い講座コースもあるようです。その他、カリフォルニア大学デービス校では「大麻生理学」、オハイオ州立大学ロースクールでは「大麻の法律・政策改正」、ワシントン大学では「医療大麻と慢性痛」と題されたコースが開講中。大麻教育の広がりにより大麻にまつわる科学や法律が大学の科目になれば、デマや噂ではない科学的なデータや知識を持った人々が増えることで、正しい大麻の使用方法や合法的な大麻ビジネス業界となり、悪徳業者やその他のハードドラッグとともに地下に潜り込みにくくなるでしょう。米国では大麻ビジネスの起業家やスモールビジネスとしたれっきとした大麻ビジネス産業が成り立ちつつあります。そういう意味で正しい科学的教育を受けた人々が必要とされています。 つづく・・・

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| 社会問題 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
米国の大麻事情 2

おはようございます。今日は「勤労感謝の日」で祝日ですが、
てんゆ堂診療しています。生憎の天気ですので足元注意です。

さて、全米半数以上と首都ワシントンD.C.医療用大麻もしくは嗜好用大麻もしくは両方)の大麻(マリファナ)が合法化されています。

大麻を専門とする市場調査会社、コンシューマー・リサーチ・アラウンド・カナビスはコロラド州デンバーを中心とするデンバー都市圏と隣接するネブラスカ、ワイオミング両州の一部地域に住む大麻使用者1258人を対象に行った調査結果によると使用の主な目的は「睡眠促進」と「疼痛緩和」でした。

また、使用者の大半はフルタイム労働者共働き世帯の人たちでした。使用者の50%近くは家計の状況を楽観視しており「半年後の生活は今より良くなっていると思う」と回答。また、個人退職年金や企業年金に加入している人は42%に上っています。株取引を行っている人は18%、保有する流動資産が10万ドル(約1110万円)を超える人は19%。デンバー都市圏の大麻使用者の半数以上世帯収入が5万ドルを超えています。日本からみると驚くべき結果と言わざろう得ません。

欧米では大麻解禁が進んでいます。それを後押ししているのは、大麻の有効性を示す研究にもよります。生物医学ジャーナルの『Nature Medicine』のサイト上で公開されたドイツのボン大学とイスラエルのヘブライ大学の研究チームは若年層(生後2ヶ月)と成熟層(同1年)、老年層(同18ヶ月)の3種類のマウスを対象に実験を行い、1ヶ月間の間定期的に大麻の有効成分の一つ「THC」を与えました。その後、マウスらは物体の認識能力や迷路からの脱出能力を測るタスクを与えました。若いマウスはTHCの影響下でパフォーマンスが低下しましたが、成熟したマウスは逆にパフォーマンスを向上させ、THCを摂取しなかったマウスよりも好成績を挙げることが明かになりました。人間の場合と同様に、若年層のマウスはTHCを摂取しない場合は高年齢のマウスより良い成績を挙げましたが、THCの影響下では大きく成績を落としました。一方で成熟層と老年層のマウスらはTHCを摂取すると飛躍的にパフォーマンスを向上させ、THCを摂取しない若いマウスに匹敵する結果を示す傾向が見られました。また、その影響は数週間に渡り継続したのです。英紙『ガーディアン』は「どの年齢層のマウスもTHCの影響で奇妙な行動をとることは無かった」と述べています。

この研究結果はマウスでも人間でも年をとるにつれて劣化する脳の内在性カンナビノイドへの刺激が活性化を促すという研究者らの仮説を裏付けるものになりました。研究者らは「少量のTHCの摂取は成熟層や老年層の動物の認知能力を深いレベルで長期間に渡り改善することが分かった」と述べています。研究チームは今後もTHCが人間の高齢者の脳に与える影響の臨床試験を予定。脳の主要な大麻の受容体と神経経路は高齢者の脳機能の健全性に密接な関係を持つことが判明しており、そこへの刺激は脳細胞の変性を食い止める効果があるとされていました。論文の共同執筆者のAndras Bilkei-Gorzoは「脳を若返らせることが出来れば、5年から10年の間、特別なケアの必要が無くなる。我々が期待していた以上の効果が見られた」と述べています。大麻の有効成分である「THC」の少量かつ定期的な摂取は脳機能の経年的劣化を予防する働きがあるようです。 つづく・・・

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米国の大麻事情 1

おはようございます。バイオエタノールを燃やす暖炉があります。
炎が揺れ、一酸化炭素も出さないそうです。暖かさはどうでしょう!?

さて、2016年に沖縄県石垣島在住の元女優の高樹沙耶(益戸育江)容疑者が大麻所持の疑い逮捕されたことをご記憶の方も多いでしょう。彼女は同年5月に行われた参議院議員選挙で東京都選挙区から立候補し、日本における”医療用大麻の合法化”を大きく掲げていましたが、敢無く落選しています。

一方、同年11月には米国大統領選と同じ日に米国の9州で大麻マリファナ使用の合法化に関する重要な住民投票が行われました。各地の住民が医療目的あるいは嗜好目的のマリファナの可否を判断したのです。結果は4州アーカンソー州、フロリダ州、モンタナ州、ノースダコタ州)は「医療用大麻」、また4州メーン州、ネヴァダ州、カリフォルニア州、マサチュー
セッツ州
)は「嗜好用大麻」を可決。これにより米国では従来から合法だった地域を含む28州ワシントンD.C.がなんらかの形で「医療用大麻」を、8州とワシントンD.C.が「嗜好用大麻」を認めています。全米で半数以上の州と首都ワシントンD.C.で医療用もしくは娯楽用(もしくは両方)の大麻が合法化されています。

大麻というと「愛好者がパーティーを開き常習的に乱用している」というイメージがあるかもしれません。大麻を専門とする市場調査会社、コンシューマー・リサーチ・アラウンド・カナビスはコロラド州デンバーを中心とするデンバー都市圏と隣接するネブラスカ、ワイオミング両州の一部地域に住む大麻使用者1258人を対象に行った調査結果によると、使用の主な目的は「睡眠促進」と「疼痛緩和」でした。回答者のうち、睡眠促進のために大麻を購入したと答えた人は47.2%に上っています。不眠症の治療目的に大麻を使用する人は非常に多かったのです。使用者の多くはそうした一般的な世間の見方とは異なり、ただ「眠りたい」だけなのかもしれません。睡眠に問題を抱える多くの人たちが市販の睡眠薬の服用に伴う起床時の倦怠感を嫌い大麻の使用を好むそうです。また、処方薬の「アンビエン」や「ルネスタ」といった睡眠薬に含まれる中毒性のある成分も大麻には含まれていません。そして、回答者の47.2%が使用の目的としたのが、「慢性または繰り返す痛みの緩和」でした。さらに45.7%は「うつ病不安症症状の軽減」と回答しています。その他、「友人や家族と楽しい時間を過ごすため」(28.5%)、「創造性や感覚を高める」(32.8%)という結果でした。 つづく・・・

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彫り師=医療行為 2

おはようございます。朝晩は随分と肌寒く感じるようになりました。
夏の暑さや湿度の高い季節の疲れのようなものが出てきます。

さて、入れ墨タトゥーを彫るのは医療行為に当たるか
どうかが争われる医師法違反事件が現在進行形で裁判が進んでいます。

医師免許を持たずに入れ墨を客に施したとして医師法違反罪に問われた
大阪府内の男性彫り師の被告(29)の初公判が2017年4月26日、
大阪地裁でありました。公判の検察側の冒頭陳述で被告が経営する
スタジオにカビが繁殖し、施術前にアレルギーの有無を確認するテスト
をしていなかった
として「保健衛生上の危害が生じる恐れが高かった」と指摘
しています。一方、弁護側は「医療行為は病気の治療や予防であってタトゥー
は含まない
」と反論。明確な禁止規定がないのにタトゥーを取り締まるのは
犯罪の対象や刑罰を法律で定めるよう求めた憲法の「罪刑法定主義
に反すると主張。被告は彫り師に特化した認可・登録制度を整備する
よう国に求める活動をしており、2016年5月までに約2万5000人分の署名
を集め国会に提出しています。

2017年9月27日、大阪地裁(長瀬敬昭裁判長)は「医療行為に当たる
と判断し、同法違反罪に問われた大阪府内の被告に対し罰金15万円
(求刑・罰金30万円)の有罪判決を言い渡しされています。
弁護側は「入れ墨は病気の治療や予防を目的とした医療行為ではない。
医師法適用は彫り師の仕事を奪い、憲法上の表現や職業選択の自由を
侵害する
」と無罪を主張していました。判決は入れ墨は皮膚障害や
アレルギー反応を引き起こす危険性があり、医学的な知識や技能が
不可欠
だと指摘。「医師が行わなければ保健衛生上の危害を生じる
危険性がある」と判断したのです。憲法との兼ね合いについては、
「入れ墨の危険性を考えれば、表現の自由として当然に保障された
権利とは認められない」と否定。健康被害を防ぐ公共の利益があり、
規制は職業選択の自由にも反しないと結論付けています。
一方、被告が器具を滅菌するなど衛生管理に努めていたとして、
求刑より少ない罰金15万円としています。

判決後の記者会見で弁護団長は「入れ墨を医療行為というのは一般人
に理解できず、法解釈の限界を超えている」と批判。被告は「医師免許
を求められれば仕事ができず、納得がいかない。闘い続けたい」と・・・
医師法は何が医療行為に当たるか明示しておらず入れ墨を医療行為
と示した司法判断は初めてです。被告は即日控訴しています。

入れ墨は医療か芸術か!?  ”鍼を持つ仕事”という意味で今後の動向
を注視していきたいです。       〆

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彫り師=医療行為 1

おはようございます。今宵は十五夜です。生憎の曇り空。
朧月夜で一杯というのも風流で悪くないですね〜。

さて、入れ墨タトゥーは針や刃物で皮膚を傷つけ、
そこに墨やインクを定着させて絵や文字を描く行為です。
大阪府内の男性彫り師の被告(29)は2014年7月〜2015年3月、
大阪府吹田市のスタジオで女性客3人に入れ墨をしたとして
略式起訴されました。医師免許を持たずに入れ墨を客に
施したとして医師法違反罪に問われたのです。
2017年4月26日、その初公判が大阪地裁であり被告は「入れ墨は
芸術で治療目的ではない」「タトゥーはアートであり、犯罪と
されることには納得できない
」「タトゥーは客の思いを表現する
芸術。針を使い捨てにするなど衛生面に気を使えば問題ない
無罪を主張しています。

入れ墨は医療か芸術か!? 入れ墨を「医療」と定めた明文規定
はなく近年まで黙認されてきた。しかし、入れ墨と同様に針を
皮膚に刺して眉などを描く「アートメーク」で健康被害
などのトラブルが多発。厚生労働省は2001年に「針に色素を付けて
皮膚に入れる行為は医療に当たる」と通達し、業者らの摘発が各地
で相次いでいました。

入れ墨が医師法が定める医療行為に当たるかどうかが公判で争われる
のは初めてことです。公判前整理手続きでは、検察側が「入れ墨で炎症
や感染症を起こす恐れ
があり、医師でなければ危険」と指摘。弁護側は
「医師でなくても健康被害は予防できる」と反論し、規制は憲法が保障
する職業選択の自由表現の自由抵触すると主張
していました。        つづく・・・

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